粗大ゴミに理解を深めよう
相手に迷惑と思われたら困るし、「図々しい人」なんてレッテルを貼られようものなら、一挙にご近所付き合いがしづらくなる。
あんまり親しくなり過ぎて、家に入り浸りになられても困る。
そんな気持ちが、「いつも一緒なのに、頼れない」関係に反映しているのだろうな。
私だって、もうちょっと若かったらそうかもしれない。
幸い、自分も年をとっていい具合に図々しくなってきたし、ご近所さんも、ある程度ベテラン主婦だから、なんというか懐が広い。
だから、ご近所さんには、いつも助けられているし、いろいろなものを分かち合う。
仕事で遅くなるというと、子供を預かっていただいたり、逆に預かったり、調味料を切らせば貸してもらったり、到来物のお裾分けを持っていったり。
最近では、借りている畑に忙しくて手が回らないときに、草取りや収穫を手伝ってくれるご近所さんもいて、本当にありがたい。
そんなありがたいご近所さんではあるが、お互いいつもお茶に呼んで呼ばれて、とまた、こういう付き合いをしていると、家の中が次第にスッキリしてくるのだ。
子供のお下がりをあげたりもらったり、家にないモノを借りたり貸したり、お付き合いがあると、モノが循環していく。
誰かが持っていると思えば、よけいなモノを買わなくなる。
いうこともない。
たまに誰かの家でランチくらいはするが、お互いやることはいろいろあるし、そうそう長く立ち話をしているわけにもいかない。
それでいて、困ったときは助け合える。
そのサラッとしたお付き合いが、一番ありがたい。
「人に迷惑をかけない」を頑なに守って、誰にも頼みごとをしないで頑張る人もいるが、傍目にも痛々しい。
本来、自分がそういう傾向にあるため、一人で頑張っている人には、つい声をかけたくなる。
いいじゃん、人に頼ったって。
頼った分、いつか頼られる自分になればいいんだよ。
ご近所さんとの付かず離れずの付き合いの中から、自然にそんなことを学ばせてもらった。
気軽な付き合いだから、少々散らかっていても上がってもらうけれど、やっぱり居心地よくしてもらいたいから、いつ来てもらってもいいように、常日頃からお片づけに気を配るようになる。
人に対して開かれている家は、モノを抱え込まなくてすむし、居心地がいい。
お付き合いも家も、風通しがいいのが一番だと思う。
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